インタビュー 株式会社スタイリングライフ・ホールディングス
BCLカンパニー

店舗を持たない化粧品メーカーだからこそ。 ユーザーとの接点作りを目指すBCLカンパニーのインスタ運用術

サボリーノ・クレンジングリサーチ・ももぷり・クリアラストなどの化粧品を発売するBCLカンパニー。 メーカーという立場ながらもユーザーとの接点づくりを目指しInstagramアカウント 「@bcl_company_official」の運用に力を入れているといいます。

自社ブランドの商品PRとInstagramをはじめとするSNS全般業務を担当する中村さんに、メーカーとしてのInstagram運用のポイントや、運用において大事にされていること、これからのInstagram活用について聞きました。

  • 中村 碧(なかむら あおい)
    株式会社スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニー
    宣伝本部 宣伝部

“BCLカンパニー”を知ってもらうきっかけに。
Instagramを活用してユーザーとの接点づくりを

BCLカンパニーの公式Instagramアカウント「@bcl_company_official」は現在4.4万人のフォロワーを抱えていますよね!運用に力を入れている理由を教えてください。

BCLカンパニーのターゲット層となる女性たちは、近年の時代の流行にも表れていますが、商品の世界観やイメージ、ビジュアルに感化されたり、映えるようなものに熱中する傾向があります。
そのためInstagramを活用することでターゲット層との接点ができ、ユーザーにブランドの良さを伝える場になると思っています。

Instagramはフィードやストーリーズ、最近だとリールやIGTVなど、新機能もどんどん増えていて、いろんなコンテンツを作って様々なビジュアルで配信出来ますよね。
こだわればこだわるほど結果が出るSNSかなと思います。

BCLカンパニーのInstagramはどのような目的で運用されているのでしょうか?

大きな目的でいうとBCLカンパニーのファンを作るためです。当社は店舗を持っていないので、商品だけがPLAZAやロフトなどのバラエティショップやドラッグストアに並びます。
メーカーということもあり、“BCLカンパニー”という企業名を知ってもらう機会は少ないと思っています。
商品が人気になって売れることに加え、「この商品ってBCLの商品なんだ」という発見や、手軽に使えるプチプラ商品が揃っていることをいろんなお客様に知ってもらうため、親近感のある投稿を意識しながら運用しています。

トレンドの移り変わりが早いInstagramだからこそ、
新しいことを取り入れながら試行錯誤することが重要

プレゼントキャンペーンやIGTV投稿など、Instagramの中でもかなりたくさんの施策を行っている印象ですが、企画の策定や実施はチームでどのように動いているのでしょうか?

宣伝部でSNS周りの施策を考えていて、定期的にブレストしながらコンテンツ案を出し合っています。
リアルタイムでの発信が重要となるリールやIGTVでのコンテンツ企画は、事前に数ヶ月後のスケジュールを組むのではなく、タイムリーに動くようにしています。
他部署の女性社員と連携しながら週1・2回ほどミーティングをし、動画コンテンツは月に2・3回の配信をしています。

また、宣伝部にもターゲット層となりうる社員がいるので、彼女たちに普段どういうコンテンツを見ているのかをヒアリングして参考にしたり、個人の趣味や他社との繋がりから施策のアイデアを持ってきたりしています。

宣伝部がメインで動いているとのことですが、チームで設定しているKPIについてお伺いさせてください。

年間でフォロワー数を1万人増やすという目標があるので、宣伝部ではフォロワー数を追っています。
BCL社としては、個々のブランドごとに目標があり、認知を増やすための施策から来店に繋げるための施策、ECの売り上げに繋げるための施策など、目的に合わせたキャンペーンを企画して実施しています。
毎回実施する施策ごとに結果を測定し、営業や販売推進チームにデータを共有して、店舗への商品導入などに役立てています。

フォロワー数を追っているとのことですが、運用する上で大事にしていることはありますか?

Instagramの運用をしていると、2、3ヶ月前にやっていたことが古く感じることが多くあります。
IGTVは1年前くらいから盛んになりましたよね。 初期の頃は多くの視聴者数を獲得できていたのですが、ずっと続けていたら段々少なくなってしまったこともあり、新しいことを取り入れていかないとユーザーは飽きてしまうのかなと感じることがあります。
常に新しい見せ方ができるように、やり方を決めずにいろいろな切り口でコンテンツを作ることを意識しています。

最近はリールの機能が登場して、企業のアカウントも活用されていますよね。
IGTVだとテロップを入れて編集して…という作業が必要で、作成に1日くらい掛かってしまうこともありますが、リールは簡単に作れるのにフォロワー外のユーザーへのリーチも獲得しやすい傾向があることがわかり、最近はよく活用しています。
自社のアカウントにとってより効果のある施策を中心に実施していきたいと考えています。

フォロワーを増やすために様々な施策を行っていると思いますが、特に効果を実感した施策について教えてください。

プレゼントキャンペーンはフォロワーからも人気の企画で、認知拡大やフォロワー増加に繋がる施策だと思います。
フォロワーを多く抱えているメディアアカウントと一緒に行うと、より効果を実感します。
InstagramメディアのPetrelさんとコラボした プレゼントキャンペーンでは、15万以上のリーチ数を獲得し、2,000人以上の方からの応募が集まりました。
キャンペーンの効果もありフォロワー数が4.4万まで到達しましたが、BCLとしてはまだまだ伸ばしていきたいので、今後もメディアとタイアップした企画は継続的にやっていきたいと思っています。

ただInstagramはキャンペーン時にフォロワーが増えても、終了後にフォロワーが減ることも多いです。
プレゼントキャンペーンをきっかけにブランドを知ってくれたユーザーにファンになってもらえるように、試行錯誤しながら運用することが大事だと思っています。

今後はユーザーとの
コミュニケーションを意識した
コンテンツづくりを

ファンになってもらえるような運用をしていきたいとのことですが、今後はInstagramをどのように活用していく予定ですか?

今まではリソース面の問題もあり、フォロワーに対して細かいフォローができておらず、新商品情報を告知したり、動画を作って配信するだけになっていました。
でも今の時代はマンツーマンのコミュニケーションや、自分だけへの提案などが求められていますよね。
もちろん、いろんなブランドを抱えているので、企業アカウントとして様々な情報をユーザーに届けることを目指しながらも、 よりストーリーズの質問機能やDMを活用して、ユーザーとのコミュニケーションを取れるようなコンテンツづくりを心がけていきたいと思っています。